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チューリップの球根の増やし方と掘り上げ!寿命や分球、保存方法は?

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春になると色とりどりの花で私たちの目を楽しませてくれるチューリップですが、見るだけでなく育てることが出来るようになるとより楽しみもより大きくなります。

丁寧に育てたチューリップがきれいに花を咲かせる姿をみると嬉しいものです。

チューリップを育てたい!

そのために、球根を増やす方法は?いつ球根を掘り上げるの?球根は来年も使うことが出来るの?などの疑問があることでしょう。

そんなチューリップの球根を増やす方法や掘り上げる時期、寿命などについて紹介します。

 

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球根の増やし方と堀り上げのまとめ

1.花が咲き終わる前に、葉を残して花の茎の部分だけを切り取る

2.液体肥料を月に2〜3回与え、土が乾燥しない程度に水やりをする

3.葉が黄色くなって、枯れはじめた頃に球根を掘り上げる

4.球根の少し上で茎を切り、分球した球根をバラバラに分ける

5.土をていねいに落とし、ネットなどの通気性のよい袋に入れ、風通しの良い場所で日陰干しにする

 

チューリップの球根を掘り上げるまで

チューリップの葉が黄色く枯れたら球根を掘り上げる時期!

チューリップの花が咲き終わる前に熱消毒したハサミで花の茎の途中から切り取ります。

花が咲き終わるまで楽しみたいと思うかもしれませんが、花が咲くと栄養が花にとられてしまい、球根に十分栄養が蓄えられません。

それまでは花がない状態になってしまうのですが、この期間が球根を育てるために大切なのです。

花がきれいなうちに切り取ると、それだけ球根へ栄養を補充できる期間は長くなります。

 

球根の保存方法

球根を傷つけないようにスコップ等で丁寧に掘り起こします。

その後、茎と根をひねるようにして球根から外し、分球している中でも大きめの球根と小さめの球根に分けます。

球根についた土は軍手か何かでふき取るようにし、絶対に水洗いはしないこと。

腐りの原因になります。

小さい球根は翌年に植えても十分に栄養がないためうまく育たないことが多いですから、できるだけ大きい球根を残しておくようにしましょう。

球根をたくさん増やして全部翌年に使おうと思わず、まずは大きい球根を選んで残し、一部が成功したらいいと考える方がいいでしょう。

 

チューリップの球根はそのままにしない!

チューリップの球根を堀り上げずに、翌年までそのままにしておいても大丈夫じゃない?

そんな疑問が出てくるかもしれません。

確かにそのままでも翌年に芽を出しますが、花が咲かずに葉っぱだけが生い茂って終わり。

こんな可能性が出てきます。

なぜならチューリップは、球根の栄養を使いながら花を咲かせ、夏から秋になると枯れてしまうからです。

つまりほったらかしにしておくと、球根に栄養が十分に蓄えられていない、球根が弱ってしまうことなどが原因で、翌年に花を咲かせないことがあるのです。

 

チューリップの成長は気候に大きく影響される

チューリップは寒さに強く暑さに弱い植物で、涼しい気候のもとでは球根がよく育ちます。

日本は梅雨があり夏は暑いので、咲き終わった後も土の中にそのままにしておくとカビが生えたり暑さで枯れてしまったりして球根がうまく育ちません。

夏は涼しく冬はあまり寒くないオランダの気候がチューリップに最適な理由はここにあります。

ですから、球根を翌年も使いたい場合は、分球した球根を掘り上げして涼しいところで保管する必要があるのです。

また、翌年になって球根を植える時には、土も肥料等を入れて作り直す必要があるので、球根はそのまませず必ず掘り上げるようにしましょう。

 

チューリップの球根を分球する方法は?

ところで分球とは何か知っていますか?

チューリップは花を咲かせた後、球根が分かれる、これが分球です。

花を咲かせた後、もともとある親球のまわりに子球が増えていきそれが新たな球根となります。

花を切り取ったり枯れたりした後も球根は生きています。

ですからこの時期には球根を太らせ分球をさせなければいけないので、よく日光に当てて肥料と水もきちんとあげましょう。

 

翌年チューリップの球根を植えるときの注意点

1年前に保存しておいたチューリップの球根を植えるときは、保存しておいたものの中から出来るだけよい状態の球根を選ぶこと大切です。

 

よい球根とは?

「重くて大きい」「根や皮に傷が無い」ことが、よい球根の条件です。

逆を言えば、軽くて小さい、一部分が腐っているなどの球根は植えないようにしましょう。

土から掘り上げた後の保存状態が悪いと、カビが生えたり、腐ったり、枯れたりしていることもあるので保存する時、特に梅雨から秋までの期間は注意が必要です。

 

チューリップの寿命は短い?

チューリップの球根の平均寿命は1~2年です。

しかし、咲き終わった後の手入れや、ケアをしっかり行っていると3~4年間花を咲かせることも出来るのです。

愛情と時間をかけて育てるからには、ちゃんと花を咲かせてほしいものです。球根の手入れをしっかり行って、長い間チューリップを楽しんでください。

 

まとめ

球根から大切に育てたチューリップがきれいに花を咲かせた時はとてもうれしいです。

球根から育てる?球根を増やす?

難しそうに聞こえますが、何事にもチャレンジすることが大切です。

球根を大きく育てたり上手に増やしたりするには、丁寧さと根気が必要ですが、春にベランダや花壇に咲き乱れるチューリップを想像しながら楽しんで育ててみて下さい。

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