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インフルエンザの常識!感染期間はいつまで?解熱後は?潜伏期間は?

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毎年11月から12月にかけて感染者が多くなり、年明けの1月~3月にかけて猛威を振るうインフルエンザ。

昨年は、我が家でも年末年始にかけて私以外の家族全員が感染し、悲惨な正月を迎えた経験があります。

 

感染期間は?潜伏期間は?解熱すれば大丈夫?A型とB型の違いは?など、知っているようで知らはいことも多いはずです。

そんなインフルエンザの常識をまとめて紹介します。

 

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インフルエンザの感染期間

インフルエンザにかかると発熱なども症状が現れますが、解熱後も感染期間は続いているのでしょうか?

子供などは解熱するとすぐに元気になり、じっとしていられないのですが、解熱後も感染する危険があり、周りの人にインフルエンザを移してしまう可能性があります。

 

インフルエンザが発症したら

インフルエンザの感染期間は、発症から5日解熱後2日(幼児は3日)というのが一般的です。

発症した日や解熱した日を0日目と考えて計算します。

例えば、

子供がインフルエンザにかかり1月10日に高熱が出たとします。

この場合だと、1月10日がインフルエンザの発症した日で、0日目です。

ですから、11~15日の5日間は感染する可能性の高い期間で、1月16日から通学可能となります。

次の日にすぐ解熱したとしても15日までは休みです。

 

もし、熱がすぐに下がらず13日まで高熱が続いていた場合は、解熱した14日を解熱0日目と考えます。

この場合は、解熱後2日ですから15日と16日は休みになり、17日から通学可能になります。

 

発症から5日解熱後2日(幼児は3日)の長い方の期間を感染期間と考えます。

 

学校保健安全法(昭和33年法律第56号)の中では、学校の場合、

「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」

となっていますので、学生の場合にはこれに従います。

 

社会人の場合は、特に明確な決まりはありません。

会社によっては就業規則で定められている場合もありますが、特に規定のない場合には、文部科学省の規定に従うとよいでしょう。

 

インフルエンザの潜伏期間は?

インフルエンザを発症する前には、すでにインフルエンザにかかった状態にあります。

この期間のことを、一般的には潜伏期間といい、通常、潜伏期間は1~3日程度です。

この潜伏期間でも、すでにインフルエンザに感染した状態にあるため、他人に移す可能性があります。

 

昨日一緒に遊んでい友達が、夜に高熱を出し学校を休んだ。

このような場合には、自分もインフルエンザにかかっている可能性があるのです。

 

ウイルスの増殖速度

インフルエンザウイルスは、8時間で約100倍に増殖します。

1つのウイルスが、

8時間後に100個

16時間後に1万個

24時間後に100万個

と増えていき、発症してから3日間が最も感染力が強いとされています。

 

A型とB型の違いは

潜伏期間、感染期間ともA型とB型に特に大きな違いはありません

ただ、B型の方が比較的長く続いたり、治ったと思った後にまた熱が出るようなこともあるようです。

 

実はインフルエンザにはA型、B型、C型の3種類が存在します。

C型はあまり流行することがないため、耳にする機会が少ないかもしれません。

 

そのため、一度インフルエンザにかかったとしても、違う型のインフルエンザに再度かかるということも考えられます。

 

インフルエンザの予防と対策

家族がインフルエンザにかかった場合や、世間でインフルエンザが流行しているときにできる予防や対策を紹介します。

 

1.こまめに手洗いうがいをする

インフルエンザの感染経路は、咳やくしゃみなどで出たウイルスを直接吸い込むことで感染する飛沫感染とインフルエンザウイルスのついた手でドアノブやスイッチなどを触ることで感染する接触感染がほとんどです。

そのため、外出から帰ってきた時や、家にいる時にもこまめに手洗いうがいをすることで感染を予防することが出来ます。

 

2.部屋の換気を行う

部屋の中に浮遊しているウイルスを換気することで外に出しましょう。

 

3.温度・湿度の管理をする

インフルエンザウイルスは、低温・低湿を好みます。

温度は20度、湿度は60%程度になるように室内環境を調整しましょう。

 

4.マスクをつける

外出する時にはマスクをつけるようにしましょう。少しでもインフルエンザウイルスを吸い込まないようにすると当時に、のどの保湿効果も期待できます。

 

5.外出を控え、人混みを避ける

インフルエンザが流行しているときには、不要不急の外出を控えることも大切です。

特に人がたくさんいる場所では、それだけウイルスに感染する危険も高くなりますので気を付けるようにしましょう。

 

6.規則正しい生活をする

バランスの良い食事や十分な睡眠をとるなど、インフルエンザウイルスに負けない強い体を作りましょう。

 

まとめ

インフルエンザの感染期間は、発症から5日解熱後2日(幼児は3日)

単純に1週間と覚えておいてもいいでしょう。

感染してから発症するまでの潜伏期間は1~3日程度、そしてその間にも感染することがあります。

 

インフルエンザにかかっても、現在はタミフルやリレンザなどの効果的な薬も開発されており、比較的すぐに熱が下がるようになってきました。

それでも40度近い高熱が出ることもあり、特に幼児や高齢者にとって怖い病気であることに変わりはありません。

 

また、インフルエンザの感染力は非常に強いため、家族の中の1人がインフルエンザにかかると、家族全員がインフルエンザになる可能性もあります。

 

まずは、正しい知識としかっりとした対策をして、インフルエンザにかからないようにする。

そのためにも、普段から規則正しい生活を心掛け、インフルエンザに負けない体づくりを心掛けましょう。

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