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イースターの起源や意味!イースターエッグは重要な意味を持つ!

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伝統行事
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本来のキリスト教の意味とは全く違うものの、毎年12月25日は恋人達や家族が大切な人と大切な時間を過ごす習慣が根付いています。

クリスマスは恋人過ごす日と勘違いしている若者も多いことでしょう。

恋人同士でなくても、色とりどりのクリスマスツリーを飾り、チキンを食べたりプレゼント交換をしてクリスマスを過ごすのは、もはや当たり前のようになっています。

しかし一方で同じキリスト教の祝祭であるイースターについては「全く知らない」という方が殆どではないでしょうか。

3月下旬が近くなると、装飾を施した卵のような置物や小物が雑貨屋の店頭に並びますが、「これは何なのだろう・・」と不思議に思ってはいませんか。

実はそれこそが、イースターに深く関係する物なのです。

それでは、イースターとは一体どんな日なのか。

卵のような綺麗な置物は何に使われるのか。

そんなイースターについて考えてみませんか?

 

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簡単に言えばイースターとは何か?

一言でイースターをまとめると、

イエス・キリストの復活祭

と、いうことになります。

その日はウサギが卵を運んできて隠す特別な日で、国によっては隠された卵を見つけ出す(日本で言えば宝探しゲーム)日でもあります。

 

イースターエッグの意味

卵は生命誕生のシンボル

だから、イースターエッグとは、

イースターの休日や春のお祝いの為のもの

なのです。

そしてイースターの日は

「春分の日後に来る最初の満月から数えて最初の日曜日」

と紀元325年に開かれた世界協会会議で定められました。

そう、毎年イースターの日は変わるのです。

 

ここからはイースターの起源やイースターエッグの役割などのややこしい話になります。

お暇な方は読み進めて下さい。

 

マグダラのマリアと赤い卵

マグダラのマリアとは、イエスに従いイエスの死と復活を見届けた聖人のこと。

新約聖書中の福音書に登場し、西洋絵画でもよく描かれている。

イエス・キリストの昇天後、マグダラのマリアは福音を伝えるべくローマを訪れた。

当時のユダヤ人には鶏卵を贈る習慣があり、彼女も普通の白い鶏卵を献上の品として持参していた。

皇帝に拝謁したマグダラのマリアは、白い卵を献上しつつ、こう言い放った。

『イエスは復活しました』

当時のローマ皇帝ティベリウスは全く信じようとせず(無理もないが)、

『死者の復活など、この白い卵が赤く変わる以上にあり得ない』

と、マグダラのマリアの発言を一蹴しようとした。

ところがその瞬間、白かった卵は見る見るうちに血のような赤い色に染まっていき、たちまち真っ赤に染まったタマゴにその姿を変えたという。

現代のイースター(復活祭)において、赤い卵が欠かさず用意されるのを目にするが、これは上述の逸話がルーツの一つになっているのです。

赤く色付けられたイースターエッグは、イエス・キリストの血と復活の象徴。

様々な色のイースターエッグがある中で、赤い色は決して欠かせない重要なシンボルカラーであることは間違いないのです。

 

春の女神エオストレもルーツの一つか?

4月になるとイースターの日!! と騒がれますが、実際にイースターってどんなお祭りなのかを知っている人はいますか?

私の認識では、卵を可愛く飾る日という程度の認識なのですが、ある時娘と某アイスクリーム屋さんに言ったとき、イースターって何? と聞かれてしまい、言葉に詰まってしまいました。

イースターとは何かを簡単に説明すると、イエス・キリストの復活祭のことなのですが。

イースターとは英語読みで、日本語でいえば復活祭となるわけです。

イエス・キリストの復活を日本では宗教を関係なくイベントとしてお祝いしていることになるのですが、この復活祭には毎年決まった日付がないのです。

イースターは、今日では、イエス・キリストが十字架にかけられ処刑された3日後に甦ったことを祝う「復活祭」として一般に知られています。

キリスト教の世界ではクリスマスに次ぐ、あるいはそれ以上に重要な日として位置付けられています。

イースターの日にちは、年ごとに変動する祝日ですが、春分の日以降にくる一番早い満月にあたる日曜日と定められています。

では、イースターの日はみんなで何をやるのでしょうか?

・家族や親せきが集まってご馳走を食べる。

・イースターエッグ(殻付きゆで卵の表面にカラフルに染料で染めたりペイントして装飾を施したもの。今はチョコレートなどで代用する場合もある)を作って家を飾りつけたり、イベントの席に持ち寄る。

・イースターエッグを使ったアトラクションをやる。

 

エッグハント

会場となる場所にイースターエッグを隠して、宝探しのように探す卵探しゲーム。

 

エッグロール(エッグローリングもしくはイースターエッグ転がしともいう)

アメリカでは毎年復活祭にホワイトハウスの芝生で卵転がし競争が行われます。

イースターマンデー(イースターの翌日)に親子を招待して行われています。

子どもが長い柄のスプーンをもって、芝生上の卵を転がす競技です。

 

イースターエッグとウサギの関係

イースターエッグですが、本来ならゆで卵を染めたりするのですが、現在ではチョコレートで作られた卵形のものや、ジェリービーンズやキャンディを卵形のケースに詰め込んだものが主流です。

英国圏などでは、この卵をイースター・バニーというウサギが隠すとされていて、イースターの朝には子供たちがウサギの隠した卵を探すことになっています。

フランスやイタリアでは、協会の鐘が卵を運んでくるとされていて、基本的に屋外に隠された卵を子供たちの誰が一番多くの卵を見つけることが出来るのかを競争します。

ちなみに雨が降ったときは室内でやるそうですよ。

正教会やカトリック教会では、イースターの礼拝中に卵の祝福を行うとされています。

何気なく卵の形のお菓子を集めたりしていましたが、こんなにたくさんの意味があるのです。

他にも、イースターエッグについてはたくさんのゲームのようなものがあります。

では、なぜウサギが卵を運んできて、わざわざ隠したりするのでしょうか?

まず、命の象徴であるとされている卵はキリストの復活を祝うのに相応しいとされています。

同じくウサギもいつでも子供が産めるので、子沢山で一年に何度も出産することから豊穣の象徴とされているのです。

もうひとつは、中世ヨーロッパの農家の習慣で、緑の木曜日という地代を払う日があったのですが、断食期間中に食べることが出来なかった卵をゆで卵にして、狩で獲ったウサギと卵を地代として納めていたという説があります。

おそらくは、この二つの説が混ざってしまい、カラフルな卵をウサギが運んできて隠してしまうという日になってしまったのではないでしょうか。

よく考えてみると、無理があるようにも思えますが、お祭り事のまとめますと、由来というものは意外と無理矢理作ったのではないかという説が多くありますので、仕方のないことなのかもしれません。

 

実は恐ろしいイースターの準備期間

余談ですが、とっても可愛らしいイースターですが、実はイースターの前の準備期間は、日本人からすると恐ろしい40日間の断食期間があります。

これは、イエス・キリストが荒れ野で40日間の断食をしたのがはじめとされています。

キリスト教では、イースターエッグは「死の殻を破って蘇られたイエス・キリスト」という意味が込められているというが、それ以前には多神教のイシュタールの誕生を記念するための卵だった。

イースターエッグは赤く染めるのが一般的だが、赤はキリストの血によるあがないの色という意味もある。

 

イースターまとめ

一言でイースターをまとめると、イエス・キリストの復活祭

そしてイースターの日は、「春分の日後に来る最初の満月から数えて最初の日曜日」

卵は生命誕生のシンボル

だから、イースターエッグは昔から伝わる話の中では欠かせない重要なもので

イースターの休日や春のお祝いの為のものだけでなく

赤く色付けられたイースターエッグは、イエス・キリストの血と復活の象徴

 

皆さんも、もし誰かに聞かれた場合は、こう教えてあげてください。

私の家では、娘に教えたところ、これが原因でイベントの度に宝物を家の中に隠さなければいけない決まりが勝手できてしまって大変だったりします。

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