冬場は、特に乾燥が気になりませんか?
乾燥は風邪やインフルエンザの原因にもなるので、毎日過ごすリビングや寝室は十分な湿度を保っておく必要があります。
寒さをしのぐためにエアコンを効かせると、どうしても乾燥して喉が痛くなりがちです。加湿器は購入すると高いですし、電気代が気になる~、加湿の調整がうまく行かない~、などの声も聞こえてきそうです。
エアコンにも加湿機能がついていることがありますが、エアコンの加湿はあくまで外気の湿気を利用するもので、乾燥する冬場には全くと言ってほど効果がないことをご存知ですか?
エアコンに給水タンクが付いているものがあれば話は別ですが、エアコンの加湿は実際にはほとんど意味がないのです。
では、加湿器を持っていない場合、素早く加湿できる方法はどんな方法があるでしょうか。
バスタオルを濡らして干すという方法
一番簡単でメジャーな方法は、洗濯機で軽く脱水をしたバスタオルなどを干すという方法です。
さらに加湿したければ、そこに扇風機を当てるといいですね。
濡れたものを室内に置く
バスタオル以外にも、水槽を置くとか、観葉植物を室内で育てる、水を張った入れ物などを置くなど。濡れたものを室内に置くという方法も効果的です。
ワンルームなら、お風呂にお湯や水を張っておいてドアを開けておくという方法もあります。
シャワーで浴室にお湯を撒き、湯気を出しておけば、さらに効果抜群です。
結論から言えば
加湿器を使わない加湿方法はいろいろありますが、濡れたものを室内に置く。
たったこれだけでも驚くほどの効果を発揮します。
そういう意味では、加湿器ならそのまま何もしなくても加湿してくれますし、実は加湿器を使うのが一番簡単なのかもしれません。
しかし、加湿器は高い、面倒、というイメージを一度疑ってみてください。
加湿器も安いものは数千円からあります。
加湿器の種類と特徴
加湿器もそれぞれの特徴があります。
まず、気化式の加湿器はフィルターの手入れが大変ですし、高価なものが多い。
その点、スチーム式なら手入れは簡単。
蒸気で加湿するので、衛生的で、かつ湿度を実感しやすい。
しかし、スチーム式は他の種類に比べてやや電気代がかかる。
まt、加湿器を選ぶとしても、一定の湿度に加湿調整してくれるものと、湿度関係なく常に加湿するタイプがあるのも要注意です。
加湿器を使わない加湿方法
ペットボトルとタオルでラクラク加湿!
たとえ加湿器がなくても実はお部屋の加湿は身近なもので簡単にできる!
どこのご家庭にもあるペットボトルとタオルを使ってできますので、ぜひ実践してみて下さい。
ご家庭でできる簡易加湿器の作り方!、と言ってもとっても簡単ですが。
♦用意するもの
・ペットボトルとタオル
・タッパー(洗面器、バケツなど水を貯められるもの)
・水かお湯
1.ペットボトルにたっぷり水(お湯)を入れます。※ペットボトルのふたはしません。
2.ペットボトルをタッパーや洗面器の中に入れて、濡れタオルをペットボトルにかける。
① ペットボトルの口にタオルをできるだけ押し込みます。
このとき水があふれたら上から水をかけてペットボトルを満タンにしましょう。
② タッパーにたっぷりの水(お湯)を入れ、タオルにしみこませます。
あとはそのまま部屋の隅などに置いておくだけです!
できるだけタオルが濡れている状態を保つために定期的に水をかけたり足したりしましょう。
お湯の方がより気化しやすいので加湿効果が高くなります。
それ以外の加湿を簡単にする方法まとめ
濡れタオルを干す
すでに紹介したペットボトルを使った簡易加湿器よりもはるかに簡単です。
濡れたタオルを部屋に干しておくだけ。薄いタオルよりバスタオルの方が長持ちします。
洗濯物を干す
洗濯物をそのまま家の中に干してしまいましょう。
洗濯物を部屋干しすると、おおよそ20%ほど湿度が上がると言われています。
ただし、あまり温度が高くなりすぎると雑菌が増殖し、生乾きの匂いの原因になるので注意して干しましょう。
霧吹きで水をまく
なんだと思われるような単純ですが、濡れることに注意さえすれば思った以上の効果があります。
霧吹きでなくても消臭スプレーなどでも効果は十分です。
床を水拭き
意外にも、床がフローリングなどの場合、水拭きることで拭いた後が乾燥し一定の水分が保たれるようになります。
掃除もできて一石二鳥の効果がきたいできます!?
給湯器やケトルでお湯を沸かす
部屋の中で沸かすことによって加湿効果に一役買ってくれます。
とりあえず、部屋の中で水を使う、お湯を使うのが効果的なのは間違いありません。
洗面器やバケツに水を入れて置いておく
究極の最終手段で、とっても簡単です。
お湯を入れておくとより加湿効果があります。
お風呂場のドアは開けっぱなしに
お風呂に入った後のお風呂のドアはすぐに閉めず、開けておくと蒸気が部屋の中に入ってきます。
お風呂の湯上り後の加湿方法も、ワンルームなどでは意外な加湿方法でしょう。
それ以外にも
・石油ストーブを使う
石油は燃えるときに水分を発生させます。また、ガスストーブも同様に水分を発生させる性質があるので加湿には効果があります
・観葉植物を置く
葉っぱから植物が吸った水分が蒸発してくれます。
あまりにも部屋が乾燥していると植物の方が傷んでしまうので注意しましょう。
部屋を加湿せずに自分だけ加湿する方法
湿度調節の機能のない加湿方法で加湿すると、湿度は上がるのですが、加湿し過ぎてしまう場合もあります。
加湿をしすぎたあまりに窓が結露し、今度はカビと戦うことになるかもしれません。
そして、やっぱり加湿器はどうも苦手という方もいるでしょう。
それが嫌な場合は、ご自分だけを加湿するという方法もあります。
乾燥で喉が痛いことや、感染症が嫌なのですから、マスクをしてみてはどうでしょう。
喉がほどよく加湿されますし、ぬれマスクを使えば加湿効果はさらに高まります。
部屋の加湿以外の方法も試してみましょう。
マスクの圧迫感が嫌な方は、ゆったりしたネックウォーマーで鼻まで覆ってしまうのもいいですよ。
タオルを縫って輪の形にしたものでも大丈夫。自分専用の加湿対策をしてください。
意識しすぎるあまりに部屋の加湿のし過ぎに注意も必要です!
まとめ
加湿器を使わない簡単な加湿方法はたくさんあります。
その中でも、ペットボトル加湿器は簡単に作れますので、ぜひ試してみてくださいね!
全くお金を掛けなくても簡単に部屋の乾燥を防げます。
アイデアで毎日の暮らしも楽しくなります。
観葉植物や手作り加湿器等自分でも出来る加湿の方法で部屋を加湿してみましょう。
暮らしに便利な簡単方法ですので忙しい方でも出来ますよ。
コメント