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私立中学受験/成績がぐんぐん伸びる勉強への取り組み方【必見】

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中学受験のノウハウ
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中学受験をする生徒や保護者の方からの質問で一番多いのは、どうすれば成績が伸びるのですか、という質問です。

「毎日何時間も勉強しているのに…」うちの子は、勉強が出来ないのでしょうか?この質問を受けた時には、私は必ずこう答えます。

勉強の方法を見直しなさい

塾での授業中でも保護者懇談会などでも、いつも同じことを言っています。勉強は、ただ長い時間すればいいのではありません。

机に毎日何時間も向かって勉強していても、勉強の方法が間違っていれば成績が伸びるはずがありません。

あなたは成績の伸びる勉強方法を知っていますか?

 

成績の伸びるお子さんは正しい勉強方法を知っています。そして、それを無意識のうちに実行しているのです。

あなたのお子さんは勉強ができないのではなく、勉強の方法がわかっていないだけなのです。

それでは、成績がぐんぐん伸びる勉強への取り組み方を紹介します。

 

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宿題をするだけでは、成績は伸びない

あなたのお子さんは、宿題をやったらそれで終わり。テストが返却されても、結果だけを見みて「良かった、悪かった」それで終わり。そんな風になっていませんか。

それでは成績が伸びるはずがありません。宿題はするべきものですが、宿題をしても成績は伸びません。テストも自分の実力を知るために受けるべきものですが、テストを受けても成績は伸びません。

 

成績が伸びる=解ける問題が増える

宿題をしても、テストを受けても成績が伸びないのは、ただやっているだけ、受けているだけだからです。成績を伸ばすためには、1問でも多く解ける問題を増やすことが大切なのです。

ですから、宿題のやりっ放し、テストも受けっ放しでは、いくら勉強したとしても成績が伸びるはずがないのです。宿題をするだけでは、解ける問題は増えません。わからない問題は、わからないままです。テストも間違えた問題をやり直ししなければ、ただテストを受けただけで解ける問題は増えません。

 

宿題のやり方を考える

宿題は、何も考えずにただやるだけでは意味がありません。解ける問題を1問でも増やす勉強をしましょう。

まず、宿題は完璧にする必要はありません。これを理解しましょう。

限られた時間を効率良く使うために、解ける問題、解けそうな問題に時間を使い、わからない問題はどんどん飛ばします。そして答え合わせと解き直しに時間を使うようにします。

どうしても宿題はすべてしなければいけないと思いがちですが、宿題も自分の今の力では難しすぎる、飛ばしていい問題もたくさんあるのです。

 

自分が解き直す問題を見つける

宿題が出来たら、答え合わせをしながら問題を3つに分けます。

○:自力で解け、正解した。

△:自力で解けたが間違えた。または、自力では解けなかったが、答えを見れば理解できた。

×:自力では解けないし、答えを見ても全くわからない。

「○」の問題は、もうすでに解くことが出来ているので復習の必要はありません。「×」の問題は、答えを見ても全くわからないので飛ばします。今の段階では、解けるように理解する必要はありません。時間の無駄です。

それよりも「△」の問題に時間をかけて、解けるように繰り返し練習します。答えを見て解き方を理解し、もう一度解き直します。このとき、図や式をしっかりと書いて、その意味が説明できるように練習します。

 

解けそうで解けない問題を徹底練習

成績を伸ばすためには、「△」の問題だけに時間をかけ、1問でも多く解けるようにすることが大切なのです。計算問題で間違えた場合も「△」の印をつけ、必ずやり直します。自分ではわかっているつもりでも、わかっていないこともあります。

この方法で解ける問題を増やしていけば、必ず成績は上がります。

 

塾での授業の受け方

この「○」、「△」、「×」の分け方を、いつもの塾の授業中の問題にもするようにしましょう。

○:完璧に理解できた。

△:説明を聞いて何となく理解できたが、自力では解けない。

×:説明されている内容すら意味がわからない。

そうすれば、復習をするときにどの問題を復習すればいいかがすぐにわかりますね。

 

次の塾の授業までに復習をする

今までは宿題が多くて復習の時間がなかなか取れないかもしれません。ただそこは、

宿題は全部する必要はない

と、きっぱり割り切って出来ない問題をどんどん飛ばすことで、今まで無駄に考えていた時間を復習の時間に変えることが出来るでしょう。

難しい問題をずっと考えていては、頭の中が出来ない、わからないばかりになってしまいますので、出来ない問題は少し考えて飛ばすことを覚えましょう。「△」の問題をしっかり復習し、理解することで、次の授業も理解しやすくなるでしょう。

 

テストの結果は、結果でしかない

毎週のように塾で受けるテストについても、「○」、「△」、「×」の分け方を、使っていきましょう。テストを受けた際に、あらかじめ印をつけておきます。

そしてテストが返却された際には、まずは「×」をつけた問題以外で間違えた問題を徹底的に復習するようにします。「×」をつけた問題も解答は確認し、解けそうであればしっかりと復習しておきましょう。

テストの結果に一喜一憂する気持ちはわかりますが、あくまで今の実力を示す結果でしかありません。その返却されたテストを復習して、1問でも多く解けるようにすることが、テストの結果よりも大切なポイントなのです。

 

まとめ

同じ時間勉強したとしても、効率の良い勉強が出来る生徒と、ずっと考え込んで無駄に時間を過ごしている生徒がいます。考えることが悪いことだとは思いません。ただ、自分が理解できる問題かどうかの選択は必要です。

私立中学受験を目標に塾に通っているお子さんは、誰もが毎日勉強を頑張っています。自分の子供も毎日頑張っている。それでも成績が伸びない、なぜだろう。

成績が伸びないのは、勉強の取り組み方が間違っているからです。

成績を伸ばす一番の方法は、難しい問題には無駄な時間を使わずに、解けそうで解けない問題を1問でも多く解けるようにすることです。

今すぐにでも「○」、「△」、「×」の分け方を使いこなして、成績をぐんぐん伸ばしていきましょう。

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