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小学国語の勉強の教え方!読解力の基礎を固める効果的な勉強方法

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小学国語の教え方
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我が家には小学3年生の息子がいるのですが、国語が他の教科に比べるとどうも苦手なようです。

苦手と言っても、学校では本読みや漢字のテストは出来ており、テストでも80点以上は取るので褒められています。

「まぁこれくらいは」と言ってあげたいところですが、国語はすべての教科の基礎ということで、少し勉強を教えることにしました。

国語のテストを見ると記述問題で間違っており、いまいち文章がしっかり読み取れていないようです。やんちゃで雑な性格ですから仕方ないな、と思いながら国語の基本的な読み取り方を教えることにしました。

 

今回は、そんな我が息子に教えた、国語の読解力の基礎を固める勉強方法を紹介したいと思います。

国語の文章がうまく読み取れない、小学校低学年に適した方法です。

 

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文章を読み取る力をつける

私の息子は、とにかく雑。毎日の本読みもただ本を読んでいるだけ。超特急で読み終えてしまいます。

おまけに、字が汚い。習字に通わせているので、その気になればきれいな字を書けるのです。しかし、何度言ってもていねいに書く気はなく、宿題を早く終わらせたいだけの勉強なのです。

「それ、私の息子もです。」と共感いただける方も多いでしょう。

やはり低学年のうちは、親のサポートも必要なのでしょう。少し情けないなと思いながらも、国語の本読みを聞くことから始めることにしました。

荒神
荒神

雑で、字が汚く、宿題はただやっているだけ。私もそうだったなと思いながらも、息子には少しだけ厳しくしています。

 

しっかりと本読みをさせる

まず、私の考えを改めて、息子の毎日の本読みを、きちんと聞いてあげるようにしました。文章は句読点でしっかりと区切り、間違えたら読み直しをさせる。

しっかりと読めるように、同じ文章を3回繰り返して音読させるようにしました。

音読が終わると、次はその文章を黙読さませます。黙読というよりは、声に出さずに心の中で読みなさいという方がわかりやすいでしょう。

この時、音読する時より読むのが早くなり過ぎていないかに気をつけましょう。簡単に目でさっと読み飛ばしていないか、本当にしっかりと読んでいるかを注意してみるようにします。

 

毎日の本読みを雑にしていたからか、意外に文の区切りがわからない、スラスラと読めない部分があるものです。でも、私の息子は”お父さんに聞いてもらっている”、ということだけで、ゆっくりていねいに読んでくれました。

本読みを何回もていねいにさせる。当たり前のことをしているだけなのですが、案外、我が家と同じようにお子さんがいい加減に本読みをすませてしまう家庭も多いのではないでしょうか?

 

どんな文章か?感想を言わせる

本読みが終わった後に、今読んだ本には何が書いてあった?読んだ感想は?と聞き、自分の考えたことを表現させました。

「いつ」、「誰が」、「どこで」、「誰に」、「何を」、「どうした」

できるだけ、この6つのポイントに注意しながら答えるように言います。

これが、なかなか言葉にするのが難しいようで、かなり苦戦しながら答えていました。ノートに書かせた方がいいかなと思い、2,3行の簡単なまとめをさせました。

初めのうちは、意味の通らないような文章を書いていましたが、少しずつフォローしながら書かせるようにしていきました。きちんと書けた時には褒めてあげるようにして、書けなくても怒るようなことはしません。やる気をもって取り組めるように工夫しました。

気を付けることは、必ず主語と述語のある文章で答えさせることです。

荒神
荒神

本読みがスラスラできても、話の内容や感想をまとめることはなかなかできませんよ。これには練習が必要ですね。

 

文の主語と述語を教える

最後に読んだ文章の一文ごとに、主語は?述語は?と聞いていきます。そして主語をで囲み、述語には波線を引かせました。気になった部分は、この言葉の意味は?何でこんなことをするの?と学校のテストと同じように細かく質問攻めにしました。

学校の宿題では、何日間か同じ文章を読みますが、気にせず同じ質問を何度も繰り返しました。一度目こそ答えに詰まるものの、同じ質問を繰り返すのですぐにきちんとした答えが言えるようになります。

 

時間は毎日15分程度

最初の本読みから、文の構成や内容の質問までにかかる時間は15分程度です。これを本読みの宿題が出る日は、毎日繰り返しました。

あまり長い時間するのはおすすめしません。毎日のことですから親子ともに疲れてしまい、続かなくなるからです。

この方法を続けて国語を教えていると、すぐに国語のテストでも満点をとってくるようになりました。また、1ヵ月もすれば、ほとんど手がかからなくなりますが、音読とノートまとめのチェックなど、大切なところは必ず親がサポートしてあげるようにして下さい。

荒神
荒神

本読みをしっかり聞いてあげることの大事さを痛感しました。低学年のうちは、親が聞いてあげるだけできちんと読んでくれますよ。

 

問題を解くときの工夫

文章を読むときに、問題をしっかりと読めるようになる方法があります。学校の教科書や問題集でない、市販の問題を解く場合には、次のことをやってみて下さい。

まず、3色の色鉛筆やマーカーを用意します。文章を読みながら3色を使い分けて線を引かせていきます。

1.接続語を丸で囲む、またはマーカーで色をつける。(1色目)

2.作者(主人公)の考えや意見、言葉などに線を引く(2色目)

3.作者(主人公)とは違う意見、言葉などに線を引く(3色目)

 

間違って線を引いていても途中で辞めたり怒ったりする必要はありません。まずは、自分の力で読み、考えて線を引くことが大切です。その後で、間違っているところを教えてあげるといいと思います。

この方法を行うと、接続語で段落ごとのつながりがわかりやすくなります。そして、作者の意見、それに反対する意見も一目でわかります。また、全体がカラフルで鮮やかになるのでやる気が出ます。

そして何よりも、線を引く作業をするということは、文章を深く読み込むようになります。

文章をしっかり読むことになるので、理解も深まり、問題も解きやすくなります。カラフルになった問題文を一目見て、どこが重要な部分かがわかります。工夫して問題を解くことで、国語の勉強も楽しくできるでしょう。

学校の問題だけでなく、他の問題集など解く機会があれば是非やってみて下さい。国語の読解力をつける効果があります。

 

国語の勉強で大切なこと

国語で大切なことは、

・本が間違えずにスラスラ読める

・文の主語と述語がわかる

・読んだ内容を自分の言葉で表現する

この3つだと思います。国語が苦手なお子さんには、親がサポートしてあげることも必要です。文の主語と述語は習いたての頃はわかりにくいものです。でも、少し教えるだけで、スムーズに理解できるようになることも多いはずです。

特に、まだ小学校の低学年の場合には、本読みをきちんと聞いて正しく読めるようにしてあげる、文の主語と述語を教えてあげるだけでも理解はぐっと深まるでしょう。

 

宿題に真面目に取り組ませる

私の息子は、学校の宿題は帰ってきてからすぐにしています。

しかし、本読みも宿題も、ただの作業だったのです。

宿題を終わらせて、早く遊びたい、テレビを見たいがための作業。これでは宿題の意味がない、文章の読解力がつかないのは当然です。同じように作業のように毎日の本読みや宿題を終わらせているお子さんも多いのではないでしょうか?

 

漢字の書き取りの宿題でも、字を雑に書いていませんか?私は厳しいと思いながらも、全部消して書き直しをさせたことが何度もあります。

そんなことを繰り返しているうちに、自然にきちんとした字を書くようになるのです。小学生の低学年のうちは、教えたことを素直に実行します。時には厳しく、時には優しく教えてあげることが必要です。

荒神
荒神

本読みや漢字の宿題は毎日出されるので、まずはその宿題を作業ではなく、真面目にさせるようにしましょう。

 

復習させる

学校で授業中にやったプリントやテストなどは、必ずチェックしましょう。そして、きちんと目を通して復習させてください。

やりっ放しにならないようにすることを教えてあげる必要があります。間違えた問題のやり直しはもちろんのこと、正解した問題を見直すことや、文章を読み直しするなど、工夫して勉強をサポートしてあげて下さい。

荒神
荒神

私の息子は、宿題以外の勉強を嫌がることもありますが、私が一緒になってやってあげると真面目に取り組んでくれました。もちろん、あまり負担になるようにはしませんが。

 

まとめ

今回は、私が息子に国語を教えた内容を中心に、お子さんの本読みをサポートする方法を紹介しました。

実際にやってみると、お子さんがどんなことで困っているのか、何が理解できていないのかがよくわかります。本読みや宿題を作業のようにこなすことは、どの家庭でもよくあることではないでしょうか。

 

国語は本読みと漢字だけが宿題で、それだけをやっていればいいとなりがちですが、文章の内容を理解させることも大切なことです。文章を読むときには主語と述語を意識して読ませる。そして、感想や自分の意見を表現させるようにすることで読解力もついていきます。

小学校の低学年のうちは、親のサポートが必要なことがたくさんあります。勉強だけでなく、生活面でも自分の子供との関わりを増やしていきたいものです。

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