私は会社からの帰宅途中に、スーパーが閉店する前に、慌てて晩御飯の買い出しに駆け込むことあります。その時に買う刺身の盛り合わせは、かなり値引きされていることが多く、その日に食べるには、手軽でとても助かります。
刺身は、昼間にスーパーで購入すると高いですから、庶民の私には中々手が出せません。買おうと思っても手が止まってしまう。
そんな経験はあなたにはありませんか?
その中でも「刺身の盛り合わせ」は、三種のネタがあるものが多く、魅力的な食品です。副食にしても、お酒のつまみとしても、理想的な生ものですね。一点盛りより、盛り合わせに目が向いてしまいます。
そんなスーパーで売っている刺身のあまり知られていない意外な事実を紹介します。
「刺身の盛り合わせ」と「一点盛り」の違い!
あまり知られていない意外な事実とは、「刺身の盛り合わせ」より、「一点盛り」の方が鮮度が高く、安全なお刺身だったということです。
スーパーで売っているお刺身の「盛り合わせ」と「一点盛り」の違いを意識したことがあるでしょうか?
そこには、小さいようで大きな違いがあります。
それは食品表示法に関係することです。
食品表示法によれば、
「一点盛り」は「生鮮食品」の扱いになります。
それに対して
「盛り合わせ」は「加工食品」の扱いになります。
生鮮食品には、〇〇産などの産地表記の義務など詳細を表示しなくてはなりません。その分、スーパーはいいものを扱っていると見られる必要があります。
つまり、生鮮食品である一点盛りは品質が良い可能性が高いということになります。
そして、加工食品には詳細を表示する必要がないのです。養殖なのか天然なのか?解凍してあるのかしてないのか?
または、そういったものが全部混ぜ合わさっていても加工食品は何の問題もないのです。加工食品には、そこまで表記する義務の必要性がないからです。
安くて品質の良いお刺身が一番ですが、中々ありませんよね。
主婦の皆さんも、家計のためにも、定価より安くなる夕方や朝市に買い物に行かれる方が多いと思います。
お刺身やお寿司などの生ものは、何かのイベントがないと、あまり買わない人が多いのではないでしょうか?お酒の肴としては、手軽に手を出せる値段ではありませんよね。
最近は、食品の値段も上がって来ていますから、私も毎日の献立を工夫して、買い物をしています。できるだけ安くて栄養価の高い食材をバランスよく、探すようにしています。
食べたい!でも食の安全も考えよう!
でも、たまには、「お刺身の盛り合わせ」も食べたい!そう思うのは私だけではないはずです。
トロやサーモンなど、質の良いものは、口の中でとろけてしまいます。
生魚が食べられない人もいるとは思いますが、それでも「お刺身」はあまり嫌いな人がいないのではないでしょうか?
ですから、「安ければ、加工食品であろうと何でも良い」と考える人もいると思います。特に、「刺身の盛り合わせ」は、何種かの刺身が食べられるのですから、お得感も感じると思います。
しかし、「食の安全」という点で捉えると、安全な食品を家族に提供したいと思っている主婦の方も多いと思います。安さを取るか、食の安全を取るのか、家計を預かる主婦には難しい問題です。
お刺身という商品だけでなく、それをどこで買うか?それぞれのスーパーによっても大きく違いがありますよね。
生鮮食品が多くあるスーパー、肉なども豊富で、品揃えが多いところもあります。また、それぞれの食品に特化したスーパーもありますよね。
ですから、何カ所かスーパーのはしごをして、同じ商品でもより良いものを安く買っている賢い主婦の方もいます。時間はかかると思いますが、それも家計を預かる主婦の節約術です。
日本は心配ない!?
現在のスーパーや街の魚屋さんでは、昔に比べても食品管理は格段に向上しています。
これほど食の安全が必要とされる今、この食品表示法は、やはり消費者より生産者向けに制度化されたものだからです。
ですから、私たち消費者が正しい知識を持って買い物をする必要があります。
事実、刺身1点盛りと刺身盛り合わせは、質の面・健康面を考えれば全く別物なのです。実際には、中国産や都合の悪い食材は、見えにくいルートに乗せているのかもしれません。
それを考慮して、お刺身を購入される際の知識として持っておく必要があります。
まとめ
養殖なのか天然なのか?解凍してあるのかしてないのか?
表示がない「加工食品」は、何の情報もないので、分かりません。
そのような違いからスーパーでお刺身を買うなら一点盛りを買ったほうが、美味しくて、新鮮であると思いますよ!
そんなことを気にしながらスーパーで、お刺身コーナーを見て下さい。今まで気にしなかったことが見えてくるのではないでしょうか?
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