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扇風機とエアコンどっちが電気代かかる?光熱費の徹底比較!併用は?

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日常生活
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真夏の生活を涼しく快適に過ごすための冷房器具といったらエアコンと扇風機ですね。

常に涼しい環境を手に入れたいところですが、気になるのは電気代。電気代も光熱費として、生活に直結するものですからね。

では、扇風機とエアコンの電気代はどのくらいの差があるのでしょうか?徹底比較しました。

まずは結論から言いますと、扇風機の方が最低でも15倍以上は電気代が安く済みます。当然と言えば当然の結果ですね。

また、扇風機とエアコンを併用した電気代節約方法も合わせてご紹介します。

 

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扇風機とエアコンはどちらが電気代がかかるのか徹底比較!

必要な電気代を例を挙げて徹底比較してみました。当然と言えば当然の結果ですが、これほど差があるとは思ってもいませんでした。

 

ワンルームマンションでの比較

まずは、ワンルームマンションで1人暮らしの方がエアコンを使ったときと扇風機を使ったときの電気代を検証してみましょう。

部屋のサイズは8畳程度で、東京電力で1kWhあたり25.91円の契約をしている方の場合を考えます。

設置されているエアコンは8畳用クラスの製品を、扇風機は価格が安い従来型を使用した場合を計算します。

 

エアコンの消費電力はおよそ600Wで、1時間当たりの電気代は15.55円です。これを1日8時間使用した場合、1ヶ月の電気代は、

15.55円×8時間×30日=約3,731円となります。

一方、従来型の扇風機の消費電力はおよそ40Wで、1時間当たりの電気代は1.04円。これを1日8時間使用したとして、1ヶ月の電気代は、

1.04円×8時間×30日=約249円です。

 

単純計算で、扇風機の電気代はエアコンの15分の1。

圧倒的に扇風機の方が節電になると言えます。

 

一戸建て住宅での比較

続いて、一戸建て住宅で4人暮らしのご家庭の場合を検証してみましょう。

リビングのサイズは14畳、6畳の子供部屋が2つと8畳の主寝室があり、電気の使用料は東京電力の1kWhあたり25.91円です。

各部屋にそれぞれの広さに合うエアコンが設置されており、扇風機も従来型のタイプをすべての部屋に1台ずつと仮定して、試算してみます。

 

14畳用エアコンの消費電力は1,340W、8畳エアコンの消費電力は600W、6畳エアコンの消費電力は540W。

すべてのエアコンを1時間使ったときの電気代は、34.72円(14畳用)+15.55円(8畳用)+13.99円×2(6畳用×2台)=78.25円

それぞれ1日8時間使用した場合の1ヶ月の電気代は、

78.25円×8時間×30日=18,780円となります。

扇風機の消費電力は、4部屋ともに40W。

扇風機4台を1時間使った場合の電気代は、1.04円×4台=4.16円。

すべての扇風機を1日8時間使用した場合、1ヶ月の電気代は、

4.16円×8時間×30日=約999円です。

扇風機の電気代は、エアコンのおよそ19分の1

ワンルームで1人暮らしの場合以上に、お得になるようですね。

 

エアコンは扇風機と併用する

しかし、いくら電気代が大きいとはいえ、現実的には真夏の暑さをエアコンなしで過ごすのも、なかなか大変ですよね。

そこで、電気代がかからない扇風機をうまく活用した、エアコンの電気代の節約術をご紹介します。

 

エアコンの電気代の節約術

冷房の設定温度は、1℃下げると電気代を10%節約できると言われています。実は、扇風機を上手に併用することで、体感温度を2~3℃も下げられます

つまり、扇風機を併用することで、エアコンの設定温度を今までより2℃下げることができ、ざっくり計算するとエアコン代を20%カットできるというわけです。

 

どのくらい電気代が安くなるのか?

エアコンの設定温度を2℃下げた場合、電気料金はどの程度安くなるのでしょうか。ちなみに扇風機を併用するので、扇風機1台の電気代はプラスで必要になりますね。

先ほどの1人暮らしのワンルームの場合だと、1ヶ月のエアコン代は3,731円でした。

エアコンの設定温度を2℃下げたときに20%のコストダウンと考えると、3,731円ー746円(エアコン代の20%分)=2,985円。

この金額に、扇風機を1ヶ月使用したときの電気代249円を足すと、2,985円+249円=3,234円です。

エアコンの電気代は、扇風機を併用すると1ヶ月で497円の節約ができます。

 

4人家族の戸建ての場合で計算すると、どうでしょう。

18,780円(1ヶ月のエアコンの電気代)ー3,756円(エアコンの電気代の20%)+999円(1ヶ月の扇風機)=16,023円。

扇風機を併用した場合のエアコンの電気代は、1ヶ月あたり約2,700円も節約できます。

 

それぞれの風向きがポイント

エアコンと扇風機を併用するときには、それぞれの風向きと扇風機の位置が大切になります。

冷気は下に行く特性があるため、温かい空気が上に残ります。

エアコンの風が届きにくい場所(上部)に、扇風機の風を当てることによって、冷やされた空気が室内全体に循環するのです。

つまり、エアコンから出る風と向かい合わせになるように扇風機を置き、できるだけ低い位置から風を上に向かって回せるように、扇風機の首の角度は上向きにして使います。

冷たい風は自然と下へ降りてきますから、エアコンの風向きは、なるべく水平に、かつ扇風機の風と対向できる角度にしておきましょう。

心地よい冷気が部屋全体にまんべんなく行き渡るよう、ひと工夫するだけで快適な環境を手に入れられます。

 

エアコンを使いながら光熱費を安くする方法とは?

やはりエアコンの方が、扇風機よりも光熱費がかかってしまいます。だからと言ってなかなかエアコンをいきなり節約するのは難しいですよね。

扇風機も涼しいですが、家が広かったりすると、家族全員が涼めなかったりしますよね・・・家の中で汗をかいてしまうのも、いい気持ちはしません。

また、特に小さな子供や年配の方がいる場合は、熱中症が大きくなってしまうリスクが大きいので特に気をつけなければなりません。

 

そこで冷房をこれまで通りに使いながら節約する方法は”プロパンガスの切り替え”です。

エアコンをこれまで通りに利用するので、エアコンにかかる電気代を安くすることは厳しいです。しかし、その分、他の光熱費を安くすれば、月々にかかる費用は変わりませんね!

プロパンガス代は光熱費の中でも金額が高く、ガス会社によって金額が大きく異なるのが特徴的です。

そのため、ガスの節約は契約しているガス会社を切り替えるだけで可能なのです!

夏はあまり費用がかかることはありませんが、冬などは暖房代やお風呂代でお金がかかりますよね。

またガスは冷房とは違い年中使うものなので、適正な料金の会社と契約することで大幅な節約効果が見込めます!

見積もりをしたからといって、必ずガス会社を変更しなければならない訳ではないので、ぜひお気軽に試してみてください!

 

最新の扇風機ならさらに節約できる!

省エネが推進されている現在では、扇風機もより消費電力を抑えられる商品がたくさん開発されています。

先ほどご説明した従来型の扇風機の電気代は、1ヶ月あたり約249円でした。

従来の扇風機が「ACモーター」を採用されていたのに対して、「DCモーター」を搭載している扇風機のことを「DC扇風機」と呼びます。

DC扇風機は、ACモーター型のものと比べて電気代が安い上、運転の幅が広いです。
例えばこのDC扇風機の風量を最弱で使用すると、1時間あたりの電気代は0.039円。

DC扇風機を最弱風量で使用し続けたときの1ヶ月あたりの電気代は、0.039円×8時間×30日=9.36円。

何と、1ヶ月間で10円程度の電気代で済むのです!

広い部屋で使うわけでなければ、DC扇風機を最弱で回しながらエアコンを使うと効率が良いと言えるでしょう。

 

まとめ

東日本大震災などの大規模な停電や節電の呼びかけの効果もあり、全国的に節電意識が高まっています。そして扇風機が注目を浴びるようになっています。

扇風機は、これまでのものでも電気代も高くはありませんでしたが、DC扇風機の登場により、より光熱費を安く抑えて使うことが出来ると思います。

あなたもエアコンと扇風機をうまく併用しながら、電気代を節約して、毎年暑くなる夏を少しでも涼しく乗り切りましょう。

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