一時期の大ブームは過ぎ去ったとはいえ、まだまだ人気のあるもち麦ですが、あなたも食べたことはありますか?
私は今も、普通にご飯を炊くときに3割程度をもち麦に変えて毎日食べています。
食物繊維をはじめとした栄養素が、白米とは比較にならないくらいに多いもち麦、そしてプチプチとした食感がクセになります。
良いことばかりのもち麦に思うかもしれませんが、もち麦が体にいいことは知っているけれど、実はまだ食べたことがないという方や、幼児や子供には食べさせても大丈夫なのか?と不安に思っている方も多いことでしょう。
もち麦は幼児や子供に食べさせても大丈夫なのか、食べさせるなら何歳から?という疑問について調べてみました。
もち麦は幼児に与えても大丈夫?
結論から言えば、白米に比べて消化が悪いもち麦は、しっかりと咀嚼(噛むこと)ができない幼児には適していないと言えます。
自分でしっかりと、噛んで食べられることが出来るようになる3歳頃までは食べさせないほうがいいでしょう。
世間のお母さんや専門家の方はどのように言われているかを紹介します。
もち麦と同じように食べられている大麦の場合を例にすると、
「離乳食が終わったら、柔らかめに炊いて少しずつお試しください。」
と専門家の方は言われています。
また、世間のお母さま方は、
「どこかのサイトには三歳と書いてありましたが、私的にはお餅などちゃんと咀嚼出来てるようならその時期から大丈夫かな…?ぐらい。」
「三歳以上に適用じゃないんですか?そのように聞いたことがあります。」
「私なら、食べさせません。」
などの意見があり、やはり圧倒的に自分でしっかりと噛むことが出来るようになる3歳までは食べささない方が無難と言えます。
なぜ、もち麦は3歳まで食べさせてはいけないのか?
理由は簡単です。
栄養が豊富すぎるから。
つまり、食物繊維を代表とする栄養素が白米に比べると圧倒的に多いのです。
それが逆に、自分でしっかりと噛むことが出来ない、内臓や消化器官の発達がまだ不十分な幼児にとっては、下痢などを引き起こす原因になるのです。
栄養が豊富だから、幼児には向いていないとは少し皮肉なように感じてしまいます。
それでも自分の子供のことを思うならば、3歳までは大人はもち麦入りご飯でもお子さんには白米を食べさせるのがいいと結論付けます。
大人用とお子さん用のご飯を別々に炊くのは面倒だと思う方は次の方法を試してみて下さい。
もち麦ご飯と白米を同時に炊く方法
これも簡単です。耐熱容器を使います。
炊飯器で大人用のもち麦ご飯を炊くときに、お子さん用の白米のご飯を耐熱容器に炊飯器の中に入れて炊くのです。
この方法だと耐熱容器の中は白米ご飯、そして耐熱容器以外のご飯はもち麦ご飯という訳です。
お米を炊くときの水分量など、初めのうちは失敗することもあるかもしれませんが、すぐに自分の家庭にに合った割合が見つかると思います。
自分はもち麦ダイエットをしたいけれども、お子さんにはまだ早いかなと考えている離乳食を考えられている産後のお母さんは、是非とも試してほしい方法です。
私ももち麦ご飯をあまり好きでない子供(5歳)のためにもち麦ご飯と白米をこの方法で同時に炊いています。
意外に簡単ですので挑戦してみて下さい。
まとめ
お子さんにもち麦ご飯を与えるのは3歳を過ぎてから。
理由は栄養が豊富すぎるので、内臓などの消化器官が未発達な幼児には適していないから。
そして、もち麦ご飯を自分のお子さんに食べさせるにしても、初めのうちは白米に少しずつ混ぜることから始めて、それが大丈夫なようでしたら大人と同じ割合まで少しずつ増やしていく。
何よりもお子さんのことが一番です。
焦ることなく、3歳過ぎから徐々にもち麦ご飯を試してみて下さい。
それまでは、耐熱容器を利用してもち麦ご飯と白米を同時に炊き上げましょう。
また、お子さんが小さいうちは、白米に少しだけもち麦を混ぜて柔らかめに炊く、または、おかゆんして食べさせるのがいいでしょう。
あなたの健康とお子様の健康、どちらも一番に考えた方法を是非ともお試しください。
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